福岡大学薬学部の4年次生62人が日本口腔ケア学会「口腔ケアアンバサダー」認定試験を受験し、59人が合格しました。
本制度は令和3年4月に制定され、口腔ケアの知識・技術の普及・質の向上を通じ、国民の福祉のために貢献することを目的として、試験合格者を学会認定しています。
令和4年度に改訂された薬学教育モデル・コア・カリキュラムでは、口腔ケア管理に関する事項が追加されました。今後、病院薬剤師は周術期口腔管理、薬局薬剤師は在宅医療や店頭での口腔疾患の予防・口腔健康の維持増進を求められていきます。
今回の認定者が薬剤師となった際には、歯科医師と連携し、口腔ケアを通じて国民の健康維持増進に寄与することが期待されます。

【関連リンク】
・口腔ケアアンバサダー委員会ウェブサイト
・薬学部ウェブサイト