福岡大学薬学部では、薬学に特化した課題解決型学習プログラム「ふくやくプロジェクト」を実施しています。その一環として、6月22日（土）に本学薬学部2年次生と3年次生が、UR宝台団地で住民の方向けのイベント「宝台健康アカデミー」を開催しました。

本イベントは、健康維持を目的に開催し、エーザイ株式会社のご協力のもとで脳を活性化する運動プログラム「ブレパサイズR※」やその他認知症に関するトレーニングを行いました。親子3世代での参加を含め地域住民16人が参加しました。

本イベントを主催した楠根愛理さん（薬学部3年次生）は、『準備段階ではうまくいくかどうか不安でしたが、来てくださった方から「また参加したい」と言っていただき、計画して良かったと思いました。高齢者の方とのコミュニケーションの取り方も勉強になったので、今後の実務実習などで役立てたいです。また、時間帯の改善など、課題も見つけられたので次のイベントに生かしたいと思います』と振り返りました。

本学薬学部 「救急・災害医療薬学研究室」と「地域医療薬学研究室」は、昨年度からUR宝台団地で近隣薬局と一緒に地域住民の健康サポートを目的として、「宝台健康アカデミー」を共同開催しています。引き続き、地域の健康をサポートするためのさまざまな活動を行う予定です。

※ブレパサイズRは、エーザイ株式会社が国立研究開発法人国立長寿医療研究センターの島田裕之先生の監修で、スポーツトレーナーの齊藤邦秀氏と鈴木悠氏とともに開発した、脳の運動プログラムです。