FUKUDAism(フクダイズム)

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2023215
医療

トルコ・シリア地震の被災地に福岡大学病院から看護師を派遣します

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2月6日(月)にトルコ共和国南東部で発生した地震では、建物の倒壊などにより多くの死傷者が発生しています。

JICA(独立行政法人国際協力機構)は、トルコ共和国政府からの要請に基づき国際緊急援助隊・医療チームの派遣を決定し、福岡大学病院からも看護師1人を派遣することになりました。今回派遣される救命救急センター看護師の山浦章平さん(救急看護認定看護師)は、JICA国際救急援助隊・医療チームの第三陣として出国予定で、約2週間にわたって現地で医療活動を行います。

  • 山浦看護師
    2015年にJICAの国際緊急援助隊(JDR)に登録し、研修や訓練を重ねてきました。新型コロナウイルス感染症の状況も見通せない中、被災地に向かうことに少なからず葛藤もありました。しかし、救急救命センターの医師、看護師の方々のサポートもあり、2月14日(火)に日本を出発し、現地で医療支援を行うことになりました。
    不安もありますが、現地での医療ニーズを把握し任務を遂行するとともに、被災者に寄り添い、「日本の医療チームに対応してもらってよかった」と言われるような医療、看護を提供していきたいと思います。

福岡大学病院はこれまでにも、災害や事故発生時にはDMAT(※)を被災地などに派遣し、現地での医療活動を行っています。

(※)DMAT・・・「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」。医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職および事務職員)で構成され、大規模災害や他傷病者が発生した事故の現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。

(左から)川野事務長、岩﨑福岡大学病院長、山浦看護師、甲斐看護部長

岩﨑病院長から激励を受ける山浦看護師