FUKUDAism(フクダイズム)

  • facebook公式アカウント
  • twitter公式アカウント
  • Instagram公式アカウント
2022225
医療

福岡大学病院で「新型コロナウイルス感染症後遺症」を対応

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、急性期を過ぎた後も症状が長期間続き、日常生活に支障をきたす場合があります。このことを「ロングCOVID症候群」「ポストCOVID症候群」と呼んでいます。いわゆる、コロナの後遺症のことです。

コロナの後遺症の場合、多くは少しずつ回復していきますが、時には半年以上も改善が見られない場合もあります。微熱、息切れ、動悸、味覚嗅覚障害、脱毛、不眠、頭痛、強い倦怠感などが症状です。

特に、ウイルス感染後疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)は長期化し、日常生活を送ることが難しいほどの強い倦怠感や疲労感に悩まされることがあります。その病態についてはほとんど分かっておらず、現段階では特効薬もありません。

福岡大学病院では、「ロングCOVID症候群」「ポストCOVID症候群」に関しての診療を「COVID-19フォローアップ外来」で行っています。診療では、まず、その病態が「ロングCOVID症候群」「ポストCOVID症候群」なのかを診断します。治療が必要になった場合は、主として対処療法にはなりますが、漢方薬を積極的に取り入れるなどして治療を行います。

診察日に関しては、福岡大学病院総合診療部「COVID19フォローアップ外来」をご覧ください。