10月16日（土）、ユウベル積善社福岡斎場において、「第48回福岡大学医学部慰霊祭」を執り行い、昨年9月１日から今年8月末までに献体された方と病理解剖された方の58柱の御霊を慰霊しました。

医学を志す学生にとって人体の構造を学ぶことは医学全般の基礎となります。医学生は人体の解剖実習が必須であり、看護学生はそれを見学することが義務付けられています。一方で、病院においては、診療に携わる医師が病理解剖によりその死因を確かめ、より良い診断法と治療法を確立するための検討や研究を行うことを責務としており、ご協力いただいた故人のご遺志、ご遺族の方々の深いご理解、さらに、病院や各種機関の関係各位のお力添えに対し、敬意と心からの感謝の念を捧げるため、毎年秋に行っています。

本学からは、小玉正太医学部長、岩﨑昭憲福岡大学総病院長のほか、医学科、看護学科の学生代表、医学部、福岡大学病院、筑紫病院、西新病院の教職員が参列しました。