福岡大学病院は災害拠点病院に指定されており、有事に備えて入院患者さんや病院職員用に食料品を備蓄することが義務づけられています(福岡大学病院では常時、約1,100人×3日分を備蓄)。
災害備蓄食は定期的に入れ替えを行っており、有効活用の一環として、入院患者さんの食事への利用や熊本地震など有事の際の支援物資として利用してきました。
今般、福岡大学病院ではコロナ禍における社会状況を踏まえ、備蓄食を生活に困る方々に提供することとしました。提供された備蓄食は、特定非営利法人フードバンク福岡を通じて、「子ども食堂」や「児童支援施設」等に提供されます。
2月24日(水)、福岡大学病院の岩﨑昭憲病院長と同病院栄養部の倉橋操技師長からフードバンク福岡の方に、わかめごはん、豚汁、ハンバーグ煮込み、ドライカレー、肉じゃがなど9,450食が手渡されました。
今後も福岡大学病院では、災害備蓄食の入れ替え時に備蓄食の提供を行うこととしています。

