10月24日（木）に2024年プロ野球ドラフト会議が行われ、附属大濠高校野球部の柴田獅子選手（3年生）が北海道日本ハムファイターズ（ファイターズ）から1位指名を受けました。

大濠高校で行われた記者会見には、全国19の新聞社やテレビ局等から報道陣が集まりました。

ドラフト会議では1位指名一巡目の指名後に抽選に外れた球団による1位指名選手の再指名が行われました。そこで日本ハムファイターズから名前が呼ばれ、会場は大きな歓声と拍手に包まれました。その後、地元球団の福岡ソフトバンクホークスからも名前が呼ばれ、さらに会場は大きな歓声が沸き上がります。運命の抽選を全員が固唾を飲んで見守る中、新庄剛監督が高らかに当たりくじを掲げた瞬間、三度会場は大きな歓声と拍手に包まれ、緊張した表情を見せていた柴田選手も安堵の表情を浮かべました。

指名を受け拍手に包まれる柴田選手

（左から）田中校長、柴田選手、八木監督

指名後に行われた記者会見では、多くの記者から質問が飛び交いました。柴田選手は「自分は投手にも打者にもこだわりを持ってここまで取り組んできました。できるのであれば投打両方に挑戦させていただきたいです。ファイターズさんは大谷翔平選手が所属していたこともあり、二刀流のメソットを持っている球団でもあると思います。本当に素晴らしい球団に指名していただき光栄です」と話しました。

会見が終わると記念撮影やチームメイトからの胴上げなどが行われ、在学生をはじめ多くの関係者が柴田選手の指名を祝福しました。

プロの舞台での目標を語る

柴田選手の特徴を説明する八木監督

会場には全国から多くの報道陣

ファイターズの帽子を被り記念撮影

チームメイトからの胴上げ

会見後も囲み取材

• 柴田獅子選手
  指名を受けた瞬間はとても嬉しく、同時に今まで支えていただいた方々への感謝の気持ちが沸き上がりました。ファイターズさんは若い選手が多く活気があるチームという印象があります。特に、エースである伊藤大海投手には投球術などを聞いてみたいです。一つ一つ目の前の課題を克服し、プロの舞台で活躍している姿を両親や福岡の人に見ていただきたいです。
• 八木啓伸監督
  指名を受け、私も一安心しました。最初に柴田選手を見たのは中学生の時でした。良いストレートを持っている選手だなという印象でした。さまざまな経験を得て、高校レベルの到達点には持っていくことができたかなと思っています。打撃の方も力を抜いて飛距離を出せる技術を持っており、柔軟さも併せ持っています。最後の夏の大会にエースと4番を託したのは、人間的にも大きく成長してほしいという意味を込めてでした。投打共に高いレベルにある選手と思っているので、今後の活躍が楽しみです。

• 関連リンク
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