6月8日(土)、福岡大学附属大濠中学校・高等学校で令和6年度体育祭が行われました。あいにくの曇り空の中、やや気温が低くなったグラウンドとは対照的に、赤・青・黄・黒の4ブロックに分かれた全校生徒は、熱い戦いを繰り広げました。生徒の躍動する様子に、観客席から送られる声援も大きく、熱気に包まれた体育祭となりました。


昨年度優勝した赤ブロックの選手宣誓で幕を開けた体育祭。今年のスローガンである「喜紡(きぼう)」のもと、伝統の「大濠体操」をはじめ、リレーや棒引き、マーチングなど、23のプログラムが行われました。真剣に取り組む生徒の様子は大変見ごたえがあり、手に汗握る場面も多くありました。またプログラムに参加している最中だけではなく、スタンドでも全力を尽くしている仲間を応援する様子があちらこちらで見られました。




午前の部ではクラブ対抗リレーが行われました。陸上部やサッカー部、野球部が一位を目指して競い合う姿もある一方で、剣道部が竹刀を、柔道部が畳をバトンに見立てて走り、ゴール直前でパフォーマンスを行う様子は観客を沸かせました。どの部活動もそれぞれの個性を発揮し、大きな盛り上がりを見せました。


午後の部は、体育祭の目玉の一つでもある、ブロック対抗応援合戦から始まりました。各ブロックで趣向を凝らし、どうすれば楽しくできるのか、どうすればきれいに見えるのかなど、よく研究されており、どのブロックも全く引けを取らない、応援合戦となりました。応援団を中心に、一丸となってパフォーマンスを行う生徒の様子は、午後からのプログラムに出場する選手を鼓舞し、多くの観客に感動を与えました。




体育祭の模様は、YoutubeでLive配信されました。また、空調が完備されたアリーナではパブリックビューイングも行われ、多くの保護者の方などが声援を送りました。


閉会式では、高校体育祭実行委員長が「選手は全力で競技に参加し、周りは全力で応援し、勝った時は大声で喜び、うまくいかなかった時はお互いに声を掛け合っていました。今日の体育祭が全員で取り組んだ体育祭になったことが、とても嬉しかったです」と、今年のテーマ「喜紡」のとおり喜びが紡がれた体育祭であったことについて話しました。
体育祭の成功には、召集進行管理、放送、得点計算などの運営業務に携わった生徒会役員や実行委員会、放送委員会、新聞部などの働きがありました。
今年度の体育祭は接戦を制し、青ブロックが優勝を収め幕を閉じました。




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関連リンク
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