3月13日(水)、福岡大学附属若葉高校2年生による「課題研究発表会」が本学で開催されました。

これは、基礎学力を確立させるとともに、「自ら学ぶ力」を養成するためのプログラムです。生徒は1年生で探求の基礎を学び、2年生で自ら課題を見つけてその原因を研究し、改善策を模索していきます。

当日は、校内選考で選ばれた6組の代表者が、自ら設定したテーマについての研究結果を発表しました。発表後には分析・考察を交えた活発な質疑応答が行われ、会場全体が一体となった発表会となりました。

発表会終了後には、鶴田直之教務部長から、「今回のテーマは、現在の時代背景を考えたものもあれば、他者との関係性を考慮するような”自分ごと”として捉えているものもあり、非常に興味深かったです。また、発表者はもちろん、聞いている生徒の皆さんも隣同士で話し合い質問するなど、積極的な姿勢が見られ、大変素晴らしい発表会でした。今回のような『研究』は、人生設計においても同じ手法が活用できます。将来どのような人になりたいかという目標から遡って、今自分にできることは何かを考えながら過ごしてください」と言葉を贈りました。

＜発表テーマ＞
・ユニバーサルデザインで福岡市をより良くするためには
・日本人の国民性に特化した英語力を向上させる方法
・日本語の乱れを改善するためにはどうすればよいか
・エシカル消費の認知度を上げるには～学校教育とサステナブルファッションをつなぐ『服活』～
・ゴールキーパーのスポーツオノマトペによる効果に関する実験
・義務教育における美術教育をより良いものにするにはどうしたらよいか

則松彰文副学長の開式挨拶

研究結果を発表

1、2年生全生徒が参加

参加者からの質問

本学教員からも質問

鶴田教務部長の全体講評

• 関連リンク
  若葉高校ウェブサイト