3月1日(水)、福岡大学附属大濠高等学校で「令和4年度卒業式」が挙行され、624人が慣れ親しんだ学び舎を巣立ちました。
式典は吹奏楽部の華やかな演奏から始まり、卒業生一人一人の表情はとても晴れやかな印象でした。
卒業証書、福岡県知事賞や皆勤賞などの各賞状授与が行われ、スポーツ・文化部門で優秀な成績を残した部を表彰する功労賞ではバスケットボール部の湧川颯斗さん(Bリーグ滋賀レイクス入団内定)らが授与されました。式辞では曽野正純校長から、「皆さんはぜひ自分の夢や目標を大切にしてください。若者が持つ夢や理想によって未来は、より良いものに変わっていきます。自分の目標や夢に向かって進み続け、世のため、人のためにも自分を生かしてください」と言葉が贈られました。
また、卒業生代表の杉山真優さんから、「入学した時からコロナと隣り合わせだった私たちは、文化祭や部活の試合が中止になったりと悔しい日々が続きました。そのような状況の中、自分の目標に向かってがむしゃらに努力する同級生たちの姿は私の原動力でした。また学校生活を支えてくれた先生、両親には感謝しかありません。今後はそれぞれ進む道は違いますが、大濠高校で得た学びとかけがえのない思い出を胸に歩んでいきます」と、答辞がありました。
式典の最後には3年ぶりに校歌斉唱が行われ、卒業生は入学後初めて大濠高校の校歌を教職員、保護者達と斉唱しました。校歌を斉唱する卒業生たちの表情はそれぞれの3年間の学校生活を振り返りながら歌っているように見えました。
式典後、各教室で最後のクラスルームが行われました。お世話になった教員に感謝を述べる生徒、学友との別れを惜しむ生徒、飛躍を誓い合う生徒など、さまざまな姿がありました。
卒業生の皆さんの輝かしい未来を祈念します。