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202172
大濠・若葉

【若葉高校】吹奏楽部を紹介 -福大応援指導部(ブラスバンド部門)と連携-

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若葉高等学校 吹奏楽部

夏の吹奏楽コンクールや定期演奏会のほか、5月に開催されるどんたくパレードでは、福岡大学応援指導部(ブラスバンド部門)と合同バンドとして出演しています。

どんたくパレードの様子

福大応援指導部(ブラスバンド部門)と記念撮影(2018年)


-若葉高校吹奏楽部について

部員は約30人で、平日は放課後に、休日は午前中に、新館3階の第2音楽室をメイン場所として活動しています。

普段の活動内容

例年であれば、夏の吹奏楽コンクールや秋のアンサンブルコンテストなどの大会に出場するほか、9月の定期演奏会や地域の小学校への訪問演奏会も行っています。そのほか、福岡大学病院や福岡大学筑紫病院でのクリスマスコンサートなど、さまざまな演奏の機会を頂いていました。

コロナ禍の吹奏楽部

昨年は、ほとんどの大会やイベントが中止になりました。「何を目標に練習したらいいのか...」という思いばかりが先行した時期もありました。

幸いに、一度は中止になった定期演奏会を半年遅れで今年の3月に開催することができました。卒業したばかりの3年生やOGも出演し、無事に3年生最後の舞台を設けることができ、とても嬉しかったです。

とはいえ、コロナ禍は続いています。私たちにとっては、「三密」の環境こそ最良の練習環境です。これまで当たり前だった環境がどれほどありがたいものだったか、痛感した次第です。現在は、ソーシャルディスタンスの確保、換気の徹底、楽器を吹きながら装着できるフェースシールドの使用、練習時間の縮小など感染対策を取りながら活動しています。

-福岡大学応援指導部(ブラスバンド部門)と連携した活動について

福岡大学応援指導部(ブラスバンド部門)とは縁が深く、例年は5月の博多どんたくパレードに合同バンドとして出演しました。また、若葉高校吹奏楽部の定期演奏会にも賛助出演をいただいたり、コンクールに向けて合同練習をしたりしています。

今年3月の定期演奏会では、3年生の部長が「コロナで一番悔しかったのは、最後の吹奏楽コンクールの中止と、福大の先輩方と出るはずだったどんたくパレードの中止でした」と述べるほど、生徒にとっては楽しみなイベントです。部員の中には、「どんたくパレードに出たい!」と入部した生徒もいます。

マーチングの機会がほとんどない私たちは、福大の先輩方から手取り足取り教えていただきながら練習しています。共に演奏することで、緊張しつつもたくさんの刺激を頂いています。音楽に対する真摯な姿勢、周囲に目を配って小さな変化にもすぐに適応できる先輩方を見て、よりよい音楽づくりのためには、普段の行動一つ一つが繋がっていると学びました。

先輩方の姿を見て「福大でも応援指導部(ブラスバンド部門)に入ろう!」と思う生徒が増えています。練習の雰囲気を感じたり、練習の合間に大学の雰囲気や学部の特徴などを聞くことができたり、とてもいい機会になっています。これまで以上に連携した活動が増えればと思っています。

将来は、福大と若葉で合同演奏会を行うことを目標にしています。

-吹奏楽部のモットー

吹奏楽を通じて、演奏の技術向上はもちろん、最後まで粘り強く努力すること、自分の力を他者のために使うこと、周囲の人と心を通わせて音楽を奏でることを特に重視しています。

学内外の多くの方に支えられていることに感謝しながら、明るく爽やかな若葉サウンドをお届けできるよう、今後もより一層の努力を重ねていきます!

今後の意気込み〔部長:川原 あずみさん(3年生)〕

特に昨年は、コロナ禍で吹奏楽コンクールやイベントに参加できず、悔しい思いをしました。それと同時に、これまで当たり前に感じていた環境が実はとても恵まれていたんだと再認識するきっかけにもなりました。

今年は昨年の悔しさをバネに、限られた環境でも工夫しながら練習を重ねています。私たちらしい音楽を届けられるよう、出会えた仲間に感謝し、皆さまに応援していただけるように精一杯頑張りたいと思います。