福岡大学理学部応用数学科の山形颯助教(専門:超平面配置、組み合わせ論的トポロジー)が、南アフリカ共和国のケープタウン大学において、「South African - Japanese Discrete Homotopy Meeting 2025(SAJDHM2025)」を主催し、両国の研究者らが研究発表を行いました。
本研究集会は、日本学術振興会による「二国間交流事業(課題番号:JPJSBP120256504)」の採択を受けて実施されたもので、山形助教がケープタウン大学のバヴマ講師と共同で主催しました。各国から約40人(オンラインを含む)が参加しました。
本研究集会の現地参加者とともに
日本、南アフリカ、イタリアなど各国から研究者が集う(前列左:山形助教)在ケープタウン領事事務所の片元雅宏所長、ケープタウン大学副学長(研究・国際担当)のジェフ・ムルガン教授および数学・応用数学科長のデイヴィッド・アーウィン教授による開会挨拶の後、世界各国の研究者が発表を行いました。グラフの離散ホモトピー論を中心に、組合せ論的トポロジーの理論的展開や位相的データ解析への応用可能性について活発な議論が交わされ、意見交換が行われました。
2026年には福岡での本研究集会の開催が予定されており、学術交流を通じて二国間関係のさらなる発展が期待されます。
【関連リンク】
・SAJDHM2025プログラム
・理学部応用数学科ウェブサイト
