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20241031
国際交流
教育

海外協定校〔カーティン大学(オーストラリア)〕とCOIL型授業を実施しました

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福岡大学の学生と本学の協定校であるカーティン大学(オーストラリア・パース市)のCurtin Japanese Clubに所属する学生が、本学国際センターの特別授業*として前期に開講している「Introduction to Global Communication」において、COIL型授業を受講しました。

*国際センターが全学部全学科全学年対象に15回の講義を行っている(正課外授業)。

COIL型授業とは、オンラインを活用した国際的な双方向の教育手法(Collaborative Online International Learning)で、グローバル人材育成の一環として日本では2014年に関西大学が初めて取り入れた取り組みです。本学では、人文学部英語学科の舩田佐央子講師が担当している「英会話ⅢAB」の授業で、アメリカのフロリダ大学やエモリー大学などと実施していますが、国際センターが協定校とCOIL型授業を実施するのは今回が初めてとなります。

授業では、お互いの国や大学について質疑応答を行ったり、オンラインでの異文化コミュニケーションの難しさについてディスカッションしたり、授業中に提示されるさまざまな課題に取り組んだりしました。対面で行う英語でのコミュニケーションとは異なる環境において、相手に言いたいことが伝わるにはどうしたらよいかを考え、オンラインコミュニケーションを成功させるため、学生は工夫を凝らしました。本授業が機会となり、両大学の学生たちは授業終了後もSNSを通して交流を続けて関係を深めています。

  • 参加学生からコメント
    (本学学生)

    オンライン上で、何度か顔を合わせて時間を重ねるごとに緊張がほぐれ、より深い話ができるようになった気がします。お互いの言語・文化を学んでいるので、どんな話題でも会話が弾み、とても楽しかったです。彼らが日本の良い所や日本での思い出を話してくれて、自分が相手の文化を学ぶだけでなく、さらに日本文化の良さを伝えていきたいと思うようになりました。また、オーストラリアの学生は多様なバックグラウンドを持っている方が多く、同世代として非常に刺激を受けました。現在もSNSを通じて繋がっているので、この縁を大切にしたいです」

    「本授業に参加して、とても満足しています。英語がうまくなりたいという気持ちさえあれば、この授業から大きな力を得ることができます。授業では学部・学年の垣根を超えて、英語を話したい人が集まります。私は、留学を目指す学生や先生から苦戦していたスピーキングのアドバイスを頂き、英語が上達しました。また、意思疎通の成功体験をたくさん得ることができます。必死に考えた文章が伝わる体験から、普段味わえないイキイキとした英語がこの授業にはあります」

    (カーティン大学の学生)
    「Last semester, I assisted in organising a joint fortnightly online exchange between Curtin University’s Japanese Club and Fukuoka University’s Global Communication unit. Through virtual communication, students from both universities had the chance to practice Japanese and English while learning about each other’s cultures, cities, and university life.
    Despite the physical distance, the online format allowed us to connect easily and engage in meaningful discussions. We explored a range of topics, from local culture in Perth and Fukuoka to everyday university life, all while practicing our language skills. This exchange demonstrated how technology can help build strong international connections while in separate parts of the world.The experience was a valuable opportunity for cross-cultural learning, and we look forward to continuing this partnership in the future.」

2024年度国際センター特別授業「To be a Competent Speaker」(後期水曜5限)でも同様に、カーティン大学の学生とCOIL型授業を実施する予定です。今後も本学の学生をグローバル人材として育成すべく、引き続きCOIL型授業を提供していきます。

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