FUKUDAism(フクダイズム)

  • facebook公式アカウント
  • twitter公式アカウント
  • Instagram公式アカウント
2024617
キャンパスライフ
国際交流

交換留学生が部活動体験を行いました

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

5月28日(火)・30日(木)に、福岡大学の交換留学生が茶道部および和太鼓部(鼓舞猿)の部活動体験を行いました。本取り組みは、交換留学生に日本文化を親しんでもらい、日本人学生との交流を深めてもらうことを目的に昨年度から始まりました。


【茶道部】

本学学而会館日本間に通された交換留学生は少し緊張した面持ちで、慣れない正座に苦戦していました。

初めに茶道部幹事から日本間に飾られている、本学学術文化部会の書道部が書いた掛け軸『和敬清寂』(茶道の心得とされている言葉)の説明や季節ごとに生けるお花の説明等がありました。

その後、茶道部員によるお抹茶を点てるデモンストレーションや点てたお抹茶を頂くという作法を教えてもらいながら体験は進みました。留学生は優美な仕草に関心を持っていました。

参加者からは以下の感想が寄せられました。

  • 茶道部幹事
    「お茶の葉はどう違うのですか」「値段は高いですか」とたくさん質問してくださったり、お点前をよく見ていたりと交換留学生が日本に興味を持っていることが分かって、とても嬉しかったです。
  • 交換留学生
    「茶道体験をしている時、正座で足が痺れて痛かったのですが、それも、楽しい体験でした」
    「茶道部の皆さんから丁寧に教えいただき、 茶室の空間も清らかで、精神が落ち着きました。和の心を学ぶことができ、大変素晴らしい経験ができました」
  • ボランティアで参加した日本人学生(FIT*)
    「私たちの分までいろいろと用意してくださり、茶道体験ができたのは貴重な経験になりました。留学生もだんだんと茶道部の皆さんと打ち解けて、お互いに楽しくお話をしていました」
    「茶道部の体験を通して、掛け軸やお花にも意味が込められていることが分かり、とても癒され、学びになりました」

    *FIT・・・Fukuoka University International Team:福岡大学国際交流学生ボランティアチームの通称で登録制のボランティア団体のこと。国際センターにて随時登録可能。主に言葉や生活習慣の違いで戸惑うことの多い留学生等にアドバイスを行う等の活動を行う。

茶道を体験

掛け軸の説明を聞く留学生


【和太鼓部(鼓舞猿)】

本学ヘリオスホールに到着すると、ステージには留学生用の特等席が用意され、「今から何が始まるのだろう」と留学生は戸惑いながら鼓舞猿メンバーを前に少し不安な表情を浮かべていました。

鼓舞猿は、留学生のために5曲(祭・十色・Gallop・新・楽猿)を演奏し、ホールに響く和太鼓の音と、ハツラツとした部員の声に留学生は圧倒され、明るい表情に変わりました。手拍子を打てるほど、場の様子に慣れたころ、実際に和太鼓を叩く体験に移りました。特に、太鼓の大きさによって変化する音に興味を持ち、楽しみました。

参加者からは以下の感想が寄せられました。

  • 和太鼓部(鼓舞猿)幹事
    「和太鼓を通して言語の壁を超えて繋がれることを強く感じ、私たちにとっても大変有意義で楽しいひとときを過ごすことができました」
  • 交換留学生
    「和太鼓は近くで見たり聴いたりすることで、皆さんのエネルギーが目と耳からだけでなく、心にまで伝わり、大変感動しました。実際に体験してみると想像より大変でしたが、とても楽しかったです」
  • ボランティアで参加した日本人学生(FIT*)
    「私自身、和太鼓の演奏を目の前で聴くことが初めてだったので、とても楽しかったです。本当に楽しそうに演奏していて、こちらも圧倒されました。最後の挨拶の時、1人ずつ一言コメントを言わせていただいたのですが、鼓舞猿の部員一人一人に大きな反応をしていただき、温かい気持ちになりました」

和太鼓を体験

全員で集合写真