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20231225
キャンパスライフ
国際交流

【学生取材コラム】【福大生×交換留学生】日本文化体験(部活動の体験・見学①)~弓道部・書道部編~

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福岡大学では、初めての取り組みとして、交換留学生が日本文化を体験・見学するイベントを5日間にわたって開催しました。弓道部・書道部・和太鼓部(鼓舞猿)・華道愛好会・落語研究会の5団体が協力してくれました。その様子を2回に分けて紹介します。取材は、学生広報サポーターの3人が行いました。

第1回は、弓道部と書道部です。


【留学生、弓道を知る】
学生広報サポーターの髙野一輝(人文学部文化学科4年次生)がレポートします!

11月16日(木)、本学弓道場で交換留学生が弓道の体験・見学を行いました。

弓道部の練習を見学した留学生の皆さんは、矢を放つ際の張りつめた雰囲気を感じ、真剣な眼差しで見つめていました。矢が的にあたる時などは留学生からとても大きな拍手が沸き起こり、雰囲気が緩み、弓道部の皆さんから笑みがこぼれていました。

練習の空き時間には弓道部の皆さんと談笑し、緊張した空気とは打って変わってとても賑やかになり、留学生の皆さんも緊張がほぐれたようでした。弓道ならではの緊張感と和やかな様子の両方を知ることができて、楽しそうな様子が伝わりました。

実際に弓を引く体験も行った留学生の皆さんは、最初は難しさから体験をためらっていたようでしたが、一度挑戦すると的にあたる喜びを感じ、何度も何度も挑戦していました。弓道部員の教え方が上手で、すぐに仲を深めていたところも印象に残りました。

弓道部の部員は「弓道は日本にしかないので、日本文化を感じて楽しんでもらえたようで、部員一同うれしかったです。普段体験会などは行っておらず、初めての試みだったのですが、国際交流ができて楽しかったです」と話しました。

また、留学生は「自分の国では体験できないスポーツを発見することができて嬉しいです」とコメントを寄せました。

弓道部の練習を見学

弓の引き方についてレクチャーを受ける


【留学生、書道体験を通して】
学生広報サポーターの髙野一輝(人文学部文化学科4年次生)がレポートします!

11月17日(金)には、本学有朋会館にある書道部の部室で4人の交換留学生が書道体験を行いました。

留学生の皆さんの中には初めて書道をする方もいましたが、初めて触る筆を上手に扱いながら、自分の名前をローマ字や漢字で書いていました。書道経験のある留学生は、さすがの腕前に書道部員もびっくりしていました。私も一部作品を見て、皆さんはっきりとした字を書いていて、書き手のワクワク感がにじみ出ているようで生き生きとした作品になっていました。

練習後は、気に入った文字をカレンダーに書いて記念として持って帰るという書道部の皆さんの粋な計らいがあり、留学生の皆さんはとても喜んでいました。

留学生は、「初めて書いてみて、頭の中では書きたい漢字の書き方は分かってはいるけれど、実際は書けなくて難しかったです。特に『はらい』を書くのが難しかったです」と筆で漢字を書く難しさを語った一方で、「新鮮な体験をすることができたことは楽しかったです」と初めての書道に満足感を得ていました。

また、書道部の学生さんも「自分が初めて書道を始めた時のことを思い出しました」と書道の楽しさを再認識できたことを喜んでいました。

書道を体験

留学生と書道部で集合写真

次回は、和太鼓部(鼓舞猿)・華道愛好会・落語研究会についてレポートします。