6月2日(金)、パドヴァ大学(イタリア)のロベルト・ラガ准教授が、朔啓二郎学長を表敬訪問されました。
福岡大学は、パドヴァ大学(1222年創立の国立大学、学生数約61,000人)と2002年に学術交流協定を締結しています。
ロベルト准教授は、廃棄物管理を専門とし、特に廃棄物埋立処分に関する分野を中心に研究をされています。本学への訪問は今回で5回目で、共同研究の意見や情報の交換、本学の学生を対象とした講義を目的に来学されました。
学長表敬には、工学部の田中綾子教授、環境保全センターの平田修准教授、三島健司国際センター長が同席しました。朔学長からはイタリアを訪れた際の写真が披露され、和やかな雰囲気の中、笑顔の絶えない懇談となりました。
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(左から)三島国際センター長、朔学長、ロベルト准教授、田中教授、平田准教授
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表敬の様子
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6月5日(月)には、ロベルト准教授に「新しい廃棄物管理の概念による埋立地の修復技術」についてご講義いただき、工学部および工学研究科の学生約40人が受講しました。講義は英語で行われ、パドヴァ大学の紹介の後、イタリアの廃棄物管理・埋立地の現状や今後の展望、新しいコンセプトの必要性などについて解説されました。また、「福岡方式」*にも触れられ、「『福岡方式』はコンセプトが素晴らしく、環境問題を解決できる要素が多くある。大学と共に、『福岡方式』の概念を取り入れたサスティナブルな廃棄物埋立地手法を確立していきたい」と話があり、学生には、「ぜひパドヴァ大学に来てほしい」とメッセージが送られました。
* 準好気性の廃棄物埋立技術。
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講義の様子
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平田准教授が和訳
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受講者と記念撮影
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関連リンク
パドヴァ大学公式ウェブサイト