福岡大学が行っているさまざまな研究の中に、環境についての研究があります。本学は福岡市と共同で「福岡方式」という準好気性埋立ごみ処理方法を確立し、世界にその技術を広めています。
3月1日(火)・2日(水)には、カーティン大学(オーストラリア)、セプルーノペンバー工科大学(インドネシア)、ラジャアリハジ海事大学(インドネシア)、イスラム州立大学マラン校(インドネシア)の教職員や学生が参加し、オンライン交流プログラムが開催されました。
「環境技術」をテーマに60人超が参加した本プログラムでは、本学国際センター長の三島健司工学部化学システム工学科教授、鈴木慎也工学部社会デザイン工学科准教授が、「海水から淡水製造」「ごみ処理技術」等の環境技術に関する講義を行いました。
巨大海水淡水化処理施設や世界の水事情を踏まえた科学技術の解説に、参加者からは「理解が深まった」との声が寄せられました。講義後のアンケートでも、環境技術への興味が高まった結果が示されました。
プログラムでは、海外の大学生や高校生が、インドネシアの水事情やマングローブ林減少、オーストラリアの山火事といった各国の事情を反映した環境に関する発表があり、活発な質疑応答が行われました。
本プログラムについては、文教ニュース(令和4年6月6日付)でも報じられています。