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2020728
国際交流

国際交流棟での暮らし② ~日本語力アップのために~

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今回はイギリスからの留学生Christopher MAY(メイ・クリストファー)さん(以下「C」さん)、ベトナムからの留学生Tran Thi Thu Trangチャン  ティ トゥー チャン)さん(以下「T」さん)の二人に国際交流棟での暮らしについてお聞きしました。
 


ー国際交流棟での暮らしの魅力は
Cさん:部屋は全室個室で、バス・トイレ・冷蔵庫等の設備も整っているので周りを気にすることなく快適に過ごせています。また、日本人学生と住むことで日本語の上達が早いと感じています。
Tさん:日本人学生と交流する機会が多いことがとても良いところです。ここに住むことで日本人だけでなく、他の外国の友達もたくさんできました。

ー国際交流棟に住んでみて感じたこと
Cさん:キッチンは共有スペースですが、調理器具や電化製品がイギリスのものと違うため、母国料理を作ることができず残念です。また、自分の部屋にベランダがあることにもびっくりしました。イギリスではベランダがある部屋は富裕層という感覚なので、私も富裕層になった気分です。
Tさん:日本人の他にも中国、韓国、ヨーロッパなどさまざまな国の人が集まっているため、文化の違いを感じます。いろいろな文化に触れることができるので面白いです。

ー日本語を上達させるために行っていること
Cさん:授業の内容は「日本語について(文法、発音、文化など)」なので、日本人とひたすら話しています。日本に来る前は、書くことはできましたが、聞く・話すスキルがあまりありませんでした。できるだけ日本人と日本語で話すことを心掛けてきたので、今では、このインタビューを受けられるほど上達しました。
Tさん:私もできるだけ日本語を話すように心掛けています。ベトナムでも日本語の勉強はしていましたが、授業で習っていたものは実用的
ではなかったため、さまざまなシチュエーションで使える日本語を先生や友達が教えてくれたり、練習相手になってくれました。共有のキッチンでは、ベトナム料理や日本料理を作り合って交流することで、日常生活で使う日本語が身に付きましたし、食文化の違いはとても新鮮でした。

ーこれから国際交流棟で暮らす皆さんへ
Cさん:自信を持つことが大事です!コミュニケーションを取る上で、外国人留学生は日本語を、日本人学生は英語だけでなく他の言語も学んでいるので、周りを気にせずどんどん話しかけてOKだと思います。
Tさん:ここに住むのは良いチャンスだと思います。日本人や外国の人と友達になれるし、日本文化やその他の国の文化も知ることができます。


 


Trangさん(左)とChristopherさん

インタビューの間、ChristopherさんとTrangさんは流ちょうな日本語で質問に答えてくれました。漢字を使ってのやりとりも難なくこなす二人。日本語の勉強はこれから先もずっと続けていきたいと語ってくれました。

今年度は新型コロナウイルスの影響でなかなか交流ができず寂しいとのことですが、国際交流棟での暮らしは「楽しい」「友達がたくさんできる」などポジティブな要素ばかり。二人の帰国まであと数週間ですが、たくさんの経験と思い出が今後の糧となりますように。

 

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