FUKUDAism(フクダイズム)

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202694
キャンパスライフ
ふくらませ、大胆に。

音楽も芸術も。"好きなこと"がつながって広がる大学生活

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福岡大学で学び、挑戦し、夢を追う学生たちに迫るインタビュー企画、「ふくらませ、大胆に。」

学びに向き合う姿勢や将来への想い、日々のキャンパスライフを通した一人一人の個性と成長をお伝えします。


人文学部文化学科3年次生 阪井 信哉 さん

音楽も芸術も、いつも身近にある環境で育ってきた>

私にとって、文化や芸術は子どもの頃から身近な存在でした。一番大きな影響を与えてくれたのは、祖父です。文化に関心が強い祖父は、よく私を美術館や博物館に連れて行ってくれました。子どもにとっては退屈に感じそうな場所かもしれませんが、私はむしろ、そうした空間が好きでした。

展示をただ眺めて通り過ぎるのではなく、「なぜこうなっているんだろう」「どうしてこの形なんだろう」と、一つの作品の前で立ち止まって考える時間が楽しかったんです。気付けば、祖父よりも私の方が長く展示を見ていて、祖父を待たせてしまうこともたびたびありました。

今でも祖父と一緒に、県外の博物館や美術館に足を運んでいます。福岡だけでなく、さまざまな土地で新しいものに触れるたびに、知らないことを知る面白さや、自分の世界が少しずつ広がっていく感覚があります。

次は台湾に行こうという話もしていて、今からとても楽しみです。子どもの頃に何気なく重ねてきたそうした時間が、振り返ると今の学びの土台になっていたのだと思います。

音楽との関わりも、ずっと続いてきた大切なものです。小学生の頃から尺八を習い、高校ではフォークソング同好会に入ってギターを始めました。

高校時代は、本当にギターに夢中でしたね。授業が終われば部室に行って弾き、帰宅してからも夜遅くまで弾いていたので、振り返ると「ギターを弾いていた記憶しかない」と思うくらい夢中でした。もともとは音楽を聴くことが好きでしたが、自分で音を出し、演奏するようになってからは、音楽がもっと近い存在になりました。

<福岡大学で、好きなこと同士がつながり始めた>

福岡大学の人文学部文化学科で感じたのは、「好きなことを一つだけで終わらせてはもったいない」ということです。文化というテーマはとても幅広く、芸術、博物館、心理学、哲学など、人によって学び方が大きく異なります。その自由さがあるからこそ、自分の興味をそのまま学びにつなげることができると感じています。

実際に大学で学ぶ中で、これまで別々だと思っていたものが少しずつつながってきました。

現在所属しているゼミでは、西洋美術を中心に学んでいます。そこでは今、好きなアーティストのアルバムジャケットを手掛けた人物について研究をしています。

きっかけは、1枚のアルバムには何曲もの音楽が収録されているのに、どうやってその曲たちを1枚のジャケットで表現しているのか知りたくなったから。これも芸術表現だと思いますし、もともと好きだった音楽と美術が学問という視点で結びついてくる感覚に、とても面白さを感じています。

<まとめ役が苦手な私が幹事に。新たなやりがいに出合って>

大学で可能性が広がったのは、学びの面だけではありません。所属しているフォークソング愛好会では、現在幹事を務めています。構成員数は約250人と大きなサークルで、総会の進行やライブの企画、学内手続き、合宿に関するやり取りなど、多くの役割を担っています。

もともと私は、人をまとめる役割が得意ではありませんでした。人前で演奏することには抵抗が無くても、大勢の前に立って話したり、全体を動かしたりすることには、正直あまり自信が無かったんです。

実際、幹事になったばかりの頃は、総会で話すだけでも緊張して声が震えていました。約250人の前で話す経験は、これまでの自分には無かったので、「本当に自分にできるのだろうか」と不安に思ったこともあります。

それでも、やっていくうちに少しずつ景色が変わっていきました。ライブは演奏するだけでなく、機材や照明、会場づくりも含めて、自分たちでつくり上げるものです。その過程を支える側に回ったことで、音楽の場をつくることの大変さも、やりがいも実感するようになりました。

これからも、芸術や文化についての知識をもっと深めていきたいと思っています。特に、自分が惹かれている日本の芸術や現代美術については、さらに理解を深めていきたいです。

目標は美術館や博物館で働くこと。幼い頃から慣れ親しんだ場所で、支える側として関りたいと思っています。

大学に入ったことで、もともと好きだった音楽や芸術が、学びや人との関わりを通して、より立体的に見えるようになりました。

一つの興味を追いかけていたつもりが、気付けば別の分野ともつながり、自分の可能性が広がっていた。そんな大学生活を通して、これからの進路も、自分らしい形で見つけていけたらと思っています。

【関連リンク】

FUKUDAism「ふくらませ、大胆に。」(これまでの記事を全て掲載)
公式Instagram(「ふくらませ、大胆に。」別記事掲載)
人文学部ウェブサイト

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