福岡大学で学び、挑戦し、夢を追う学生たちに迫るインタビュー企画、「ふくらませ、大胆に。」
学びに向き合う姿勢や将来への想い、日々のキャンパスライフを通した一人一人の個性と成長をお伝えします。
人文学部文化学科3年次生 山下 こはる さん
<学問への興味は「疑問」から始まる>
中学校時代、学校に行けない時期がありましたが、英語の授業が本当に好きでした。分かりやすくて、楽しくて、先生も優しくて、どんどん英語が好きになったんです。
そのうちに、英語と日本語の違いが気になるようになり、言語と文化の関係について勉強したいという思いが膨らみました。さらに、高校で学んだ倫理や哲学への興味も加わって、福岡大学人文学部文化学科を志望するようになりました。
大学入学後は、「言語と文化の関係」を直接扱う授業に意外と出合えませんでした。でも、それ以外にも興味深い授業がたくさんあって、西洋哲学を履修してからは、なんて面白いんだろうって。一気に引き込まれました。
<哲学を通じて高める非認知能力>
哲学って難しいイメージがありますよね。友人からも「何が面白いの?」とよく聞かれます。
私が惹かれるのは、哲学には答えがないところです。答えがないということは、好きなだけ考えられるということ。同じ題材について、いくらでも考え続けられるし、考えれば考えるほど未知の部分が増えていく。その深さが面白いなと思うんです。
直接的に実学と結びつく分野ではないかもしれませんが、考える過程で問いを立てる力や、物事を抽象化する力は、これからの時代こそ大事になってくると思います。
簡単に早く答えを出すだけなら、AIの方がずっと早いですから、人間がそこに勝てるとは思いません。逆に、立ち止まって考えることや、あえてスピードを落とすことで発見できることもあるとしたら、そこが人間ならではの価値であると感じています。
西洋哲学の面白さに目覚めてからは、哲学サークルに入って、週1回の読書会を通じて、哲学者の著書を少しずつ読んでいます。興味はあるけれど、一人ではなかなか立ち向かえない学問だからこそ、先輩や先生方の支えやサポートがありがたいですね。


<好奇心を刺激してくれる環境を生かして>
大学に入ってから、自分の世界が一気に広がった感覚があります。福岡大学は学生数も多く、いろいろな人がいて、自分の知らない考え方や価値観にたくさん出会えます。文化学科の中だけでも、哲学、社会学、心理学、芸術学、文化人類学など、幅広い分野に触れられるので、「文化ってこんなに広いんだ」と実感しています。
大学の4年間は、私の可能性を広げる時間だと思っています。
社会人になる前のこの時期に、いろいろな分野に触れて、いろいろな人に出会って、好奇心の赴くままに学んでみたい。大学に入った頃より今の方が、自分が何に惹かれるのか、どんなふうに学びたいのかが、ずっとはっきりしてきました。
【関連リンク】
・FUKUDAism「ふくらませ、大胆に。」(これまでの記事を全て掲載)
・公式Instagram(「ふくらませ、大胆に。」別記事掲載)
・人文学部ウェブサイト

