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2026916
教育

薬学部が法科大学院と連携して「模擬裁判」を実施しました

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福岡大学薬学部では、5年次生を対象とした実務実習の一環として、医療事故を題材とした模擬裁判を実施しました。

薬学部と法科大学院が連携して行った本授業では、学生が法学の視点から医療事故と向き合い、薬剤師に求められる責任や判断について理解を深めました。

薬剤師は、人の命に関わる医薬品を扱う専門職です。一方で、医療事故が発生した後、その行為が法廷でどのように判断されるのかを学ぶ機会は多くありません。そこで今回は、薬剤師としての判断や責任をより多角的に捉えることを目的に、模擬裁判を取り入れました。

題材となったのは、薬剤師が処方内容の誤りに気付かないまま調剤を行い、患者に重大な健康被害が生じた事例です。当日は、検事としての経験を持つ法科大学院の平江徳子教授が検察官役を、弁護士と薬剤師の資格を持つ中村伸理子講師が弁護人役を担当しました。学生も裁判官や被告人、検察側、弁護側の役割を担当し、それぞれの視点から事実関係や証拠を検討しました。


模擬裁判の様子

模擬裁判を終えた学生からは、「他の誰かではなく、自分が最後の確認者であるという意識を持ちたい」「少しでも違和感があれば確認することが患者さんの命を守る」「システムを過信せず、自分の責任で確認しなければならない」「一つのミスだけでなく、複数の確認不足が重なることで重大な事故につながる」といった声が聞かれました。同じ事例であっても立場によって薬剤師として求められる責任の重さを改めて認識する機会となりました。

【関連リンク】
薬学部ウェブサイト
法科大学院ウェブサイト

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