近年、がん医療は目覚ましい進歩を遂げており、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬といった革新的な新薬が次々と臨床現場に導入されています。がん薬物医療がこのように高度化・複雑化する中、薬剤師にはこれまで以上に専門的な知識と技能が求められるようになりました。
こうした背景の中、福岡大学薬学部では、薬剤師国家試験に合格するための知識だけでなく、在学中から「プラスアルファ」の専門性を身に付ける教育に力を入れています。
この度、本学薬学部の学生37人が、日本臨床腫瘍薬学会(JASPO)認定「がん治療薬学生エキスパート」資格を取得しました。2025年度の全国認定者数271人のうち、本学からの合格者数は全国第1位となり、学生たちの日頃の学修成果が実を結んだ形となりました。
「がん治療薬学生エキスパート」は薬学部在学中から、がん薬物療法の専門知識を身に付けることを目的とした認定資格制度です。所定の講習を受け試験審査に合格する必要があり、合格者には学会から正式な認定証が交付されます。今回の資格取得はその取り組みの成果であり、将来がん医療の最前線で活躍する人材の育成につながるものと期待しています。
本資格の責任者である松尾宏一教授を中心に記念撮影
がん患者さんに寄り添える薬剤師を目指して
【関連リンク】
薬学部ウェブサイト
