福岡大学薬学部では、2023年度から課題解決型プログラム「ふくやくプロジェクト」を実施しています。
リボンコスメプロジェクトは、ピンクリボン運動の一つであるブレストアウェアネス※を、SGDsの観点から廃棄コスメを利用して啓発する学生独自のアイディアから生まれたプロジェクトです。
※ブレストアウェアネスとは、breast(乳房)、awareness(意識)という言葉で構成され、自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、変化に気付くことを意識する生活習慣のこと。
11月16日(日)に本プロジェクトのリボンコスメチームは、那珂川市で行われたイベント『農っ工ら商(のっこらしょ)』にブース出展しました。
ブースでは、子どもたちを対象としたピンクリボンの塗り絵体験や、保護者にはブレストアウェアネスの説明とアンケートを行いました。
また、リボンコスメチームのメンバーは、農っ工ら商のメインステージで、大賀薬局のキャラクターであるオーガマンと健康や乳がん(ブレストアウェアネス)に関するクイズやじゃんけん大会を催しました。じゃんけん大会では、チームで手作りしたピンクリボンのオリジナルキーホルダーを景品にするなど工夫を凝らしました。
メインステージの様子
オーガマンと一緒に啓発活動
ピンクリボン塗り絵体験
回収したコスメで作ったオリジナルキーホルダー
リボンコスメプロジェクトの大塚梨紗さん(薬学部2年次生)は「今回のイベントで、子どもや保護者にブレストアウェアネスを広く啓発できたと思います。事前にコスメ回収の呼びかけも行っていたので、多くの方が持ち寄っていただきました。回収したコスメは、クレヨンやキーホルダーに再生させ、活動に役立てます。コスメ回収は、本学キャンパス内4カ所でも行い、学生や教職員の皆さんのご協力でたくさんのコスメが集まっています」と話します。
協力:株式会社大賀薬局、ものづくりセンター、学生チャレンジプロジェクト、薬学教育学
【関連リンク】
薬学部ウェブサイト
