福岡大学薬学部では、2023 年度から課題解決型プログラム「ふくやくプロジェクト」を行っています。
10月19日(日)に行われた第15回MPC研究発表会*で、本プロジェクトのフェムケアチーム「ふくひめ」が、発表を行い、努力賞が贈られました。「ふくひめ」は、薬学部棟内の女子トイレにナプキンなどフェムケア(Femal Care)用品を常設するための活動を行っています。発表では、これまでの活動やアンケート調査を基に、企業と協同で実証研究を行う必要性を訴えました。
メンバーの高田遥さん(薬学部3年次生)は「発表準備では、内容を整理し伝わりやすいように工夫しました。発表は緊張しましたが、私達の活動をしっかりと伝えることができました。今後は、MPC会各企業様と連携し大学内のトイレにナプキン設置を実現したいです。発表の機会を頂いたMPC会の皆さまに感謝申し上げます」と話しました。
*MPC会(Medical Pharmacies for Community)は、北部九州に本拠を置く5社(大賀薬局、サンキュードラッグ、新生堂薬局、下川薬局、ミズ溝上薬局)で構成され、地域医療に貢献する医療薬局を創るという志で2010年に活動をスタートしました。MPC研究発表会は年に1回開催され、会員企業の社員が薬剤師の先進的な取り組みや薬局運営に関わる課題解決を発表し相互研鑽する催しです。
ふくひめの発表 (左から)吉川 晴果さん、高田 遥さん
各社社長とふくやくメンバーの記念撮影
【関連リンク】
・MPCウェブサイト
・ふくひめInstagram
・フェムテックジャパン
・薬学部ウェブサイト
