9月17日(水)、福岡大学医学部再生・移植医学講座の小玉正太主任教授が修猷館高校で「ワンヘルスと医療」をテーマに模擬講義を行いました。本講義は、福岡県で推進されているワンヘルス(One Health)の取り組みの一環として行われ、 「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を 一つの健康と捉え、一体的に守っていく という考え方を広く啓発することを目的に実施されました。
講義では、小玉教授が専門とする「異種移植医療」の分野を中心に、人と動物の共生の重要性や医療と動物の関係性などを話しました。また、実際に医学部の授業で使用されている資料や実験映像を用いて、最先端の医療研究の現場を生徒に伝えました。
講義終了後は、生徒たちが積極的に質問をする姿も見られ、関心の高さがうかがえました。生徒からは「人間だけでなく動物の健康も考え、両者が共生できる環境が必要だと感じました」「医療と動物の関係を考えたことがなかったので、新しい視点が得られました」という声が寄せられました。

生徒約100人が受講

生徒の質問に答える小玉教授
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