福岡大学では、「観光・街づくり」と「防災」に関連する社会課題に対し、学生が主体的に取り組むことを通じて、社会性や課題解決力を育むことを目的としたプログラム「夏期セミナー」を毎年実施しています。今年度は、SDGsと地域活性化をテーマに、観光客の招致や人口減少といった地域課題の解決をSDGsの視点で目指します。
プログラムの1回目では、SDGsの基礎学習とカードゲームを用いた思考力育成を行いました。


全8回のプログラムでは学外から専門の講師を招き、学生らは課題解決に必要な思考力を身に付けていきます。9月には現地研修として、大阪・関西万博を視察し、パビリオンに出展している関西大学「関大万博部」の共創チャレンジ成果の発表会を見学する他、他大学の学生と意見交換も行う予定です。
また、現地研修後も、さまざまな経験や討議を重ね、地域課題の解決をSDGsの視点でまとめ、12月には成果報告会を行います。