福岡大学経済学部の科目「ベンチャー起業論」は、学生が人生におけるビジョンやミッションを見つけ、起業や社会の課題解決などを行うことで、情熱を持って行動でき、幸せに生き、「人生の経営者になる」という思いを学生に持ってもらうことを目的に、1999年にスタートしました。今年度は、プロジェクト先企業16社と約250人の学生が活動しました。
ベンチャー起業論代表の中山美空さんと副代表の中村元紀さん(いずれも2年次生)は、ベンチャー起業論をたくさんの人々に知ってほしいと「社会人基礎力育成グランプリ(主催:社会人基礎力協議会)」に参加し、これまでのベンチャー起業論での取り組みを発表、九州・沖縄ブロックで最優秀賞を受賞しました。
「社会人基礎力育成グランプリ」では、大学が教育の一環として実施している取り組みの中で、「どのような活動に取り組み、どのように成長できたか」についての発表(プレゼンテーション)を行います。その発表に対して、「社会人基礎力」の成長度合いや一般教養・専門知識の深まりについて評価されます。

オンライン発表の中村さんと中山さん

ベンチャー起業論の取り組みを発表
中山さんと中村さんは、「ベンチャー起業論」でそれぞれ活動しているプロジェクト(建築業界・機械業界)において課題を再確認し、今後どのように解決すべきか発表しました。
3月14日(金)に開催される全国大会に挑む2人は、「これまで取り組んできたことを学外で発表し、評価される機会なので、私たちの活動を広めることができてうれしく思います。また、全国のブロックごとに最優秀賞を受賞した大学チームの取り組みを知ることができるので、とても楽しみです」と話します。
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