福岡大学では、学生・学術交流を目的に24カ国・地域92大学1機関(2025年4月現在)と協定を締結し、毎年多くの学生を派遣しています。
2月から3月まで海外研修を実施し、ウオッシュバン大学(アメリカ)に17人、グリフィス大学(オーストラリア)に21人の研修生が参加しました。学生は研修期間の1カ月間、現地で英語学習を中心に、文化や歴史、自然に触れ、現地の市民・学生と交流を深めました。
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ウオッシュバン大学
ウオッシュバン大学(アメリカ)は、カンザス州トピカ市にあり、155年の歴史を誇る公立大学です。学生数は約7,000人で、教養学部や看護学部があり、法律やビジネスに関する専門知識を学ぶプログラムも提供されています。
また、本学が初めて大学間協定を締結した大学で、1984年の協定締結から2024年で協定締結40周年を迎えました。本研修制度は協定締結前の1980年から実施されてきた長い歴史があります。大きな節目を迎え、ウオッシュバン大学では協定40周年を祝うイベントがあり、3月に本学から国際センター長の李明哲教授(経済学部)と国際センター長補佐の高橋美知子教授(人文学部)が、ウオッシュバン大学を表敬訪問しました。
【研修生の声】
・とても良いプログラムでした。帰国後、思い出話が止まらなくて、写真を何度も見返しています。現地で出会った友人や共にプログラムに参加した仲間からひたむきに努力し、挑戦することを学ぶことができたので感謝しています。
・貴重な1ヶ月だったと感じています。この経験を忘れずに英語学習など多くのことを頑張っていきたいです。
・学生寮では、課題の提出があれば集まって勉強し、時間に余裕ができれば、ゲームをして交流を深めることができました。

授業の様子

現地のバスケットボールの試合を観戦

研修生で集合写真

担任の先生方と一緒に記念撮影
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グリフィス大学
グリフィス大学(オーストラリア)は、クイーンズランド州ブリスベン市にある公立大学です。学生数は44,000人を超え、10学部を擁します。
研修の場がネイサンキャンパスからゴールドコーストキャンパスへと移転して初めて派遣される研修生となりました。研修生は、新しいキャンパスでどのような学びが待っているのか期待して出発しました。水問題など文化や環境に戸惑いもありましたが、さまざまなことを学び帰国しました。
【研修生の声】
・1カ月の研修は長いようで短いものでしたが、人生に大きな影響を与えた経験となりました。
・ホームステイの生活はとてもいい経験になりました。ホストファミリーも親切で、日常の会話を通して英語力も向上し、日本との文化の違いも学べました。現地の方と実際に触れ合うことができ、刺激になりました。

授業での板書

ホストファミリーと夕食

現地の食事

研修生全員で食事
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関連リンク
国際センターウェブサイト