令和6年司法試験では、福岡大学法科大学院修了生2人、在学生(司法試験在学中受験プログラム履修者)2人が合格しました。
合格者に本学法科大学院の魅力や勉強方法等について話を聞きました。
比嘉 結衣さん (福岡大学法学部2021年3月卒業 福岡大学法科大学院2024年3月修了)

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福岡大学法科大学院への志望動機
福岡大学法学部出身で、3年次から大学院へ進学する早期卒業の制度を利用したかったことと、奨学金などの支援体制が充実していたためです。 -
福岡大学法科大学院の特徴
生徒一人一人に担任の先生がつくことや、本法科大学院出身の弁護士の先生が相談や質問に応じるチューター制度があることです。勉強のことはもちろん、それ以外の悩みについても気軽に相談できる環境が整っており、生徒個人に寄り添ったサポート体制が充実しているように感じます。 -
印象に残っていることや授業の感想等
大学生の頃は、期末試験で良い点を取ることを目的にして基本的には楽しく法律を学習していました。しかし司法試験を見据えると、時間制限が厳しい中で自分の考えを答案に示さなければならないことや、そのために膨大な知識を長期的に扱う必要があるといった点を意識し、答案作成を目的とした勉強法、また、知識のインプット・アウトプットいずれにおいてもより効率の良い勉強法にシフトする必要があると感じました。そのため、法科大学院では、司法試験で求められる答案がどのようなものなのか、そのような答案を作成するためにはどのような力を身に付ける必要があるのかといった点を考えながら、日頃の勉強を進めるようにしました。 -
司法試験を受験するにあたって注力したこと・工夫したこと・合格のポイントを教えてください
途中答案をしないことと、どのような問題を目の前にしてもきちんと理屈を立てて結論を導けるような法的思考力を身に付けることの二点を常に意識し、基本書や判例を読む際には、答案へどのように反映させるかを具体的に想像しながら学習しました。 -
今後について
あらゆる依頼に柔軟に対応できる弁護士になりたいと思っています。
【関連リンク】
・法学大学院(法曹実務研究科)ウェブサイト