関連記事
・記事ID(半角数字)を入力してください。
8月24日(土)、福岡大学は、医学・看護学・薬学科合同多職種連携教育ワークショップを開催しました。
本ワークショップでは、将来の医療を担う学生が、チームの中で他職種と連携・補完し合い、患者の状況に適した医療を提供することを目的として、他職種との相互尊重や互恵関係に基づく協働実践について学びました。
基調講演では、Breast Cancer Network Japan-あけぼの会 あけぼの福岡・会長 深野 百合子氏から『患者の思い、家族の祈り』と題してご講演いただきました。本講演では、患者・家族との医療人としての関わり方について学びました。
講演後の事例検討では、患者・家族が抱える問題、医療者に求めることを理解した上での他職種連携を考えました。さらに、それぞれの職種の視点での捉え方を理解し、情報共有と協働につなげるための意見交換・討論を活発に行いました。最後に発表会を行い、最も優れた発表を行った学生に対して、優秀発表賞が授与されました。
参加学生からは、「医療従事者として、患者の気持ちに寄り添うことは今までも考えてきたが、患者さんの声を聴くことで心を開きやすい関係をつくることの大切さを実感した」「多職種連携は思っていた以上に難しいが、いろいろな視点から考えることで、医療の質が高まることを実感した」などの感想が寄せられました。
本学では、医学・看護学・薬学教育において「総合的に患者・生活者をみる姿勢」「多職種連携能力」を養うために、今後も多職種連携教育に取り組んでいきます。
【関連リンク】
・記事ID(半角数字)を入力してください。