福岡大学経済学部の「ベンチャー起業論」は、学生が人生におけるビジョンやミッションを見つけ、起業や社会の課題解決などを行うことで、情熱を持って行動でき、幸せに生き、「人生の経営者になる」という思いを学生に持ってもらいたいと、1999年にスタートしました。
「ベンチャー起業論」は講義とプロジェクト活動の2軸で構成されており、運営は学生主体で行われます。講義では、経営者や映画監督、知事などを招き「人生の経営者」になるための学習を行います。プロジェクト活動では企業と学生が協力して長期インターンシップを行い、学生ならではの視点・行動を通して、企業の課題発見・解決を行い、リーダー人材の育成を目指します。
今年度はインターン先企業が15社で総勢270人の学生が活動しています。9月7日(土)には、学生がインターン先企業の課題と解決策を提言する「企業対決2024」を開催します。
テーマは「ジブンゴト」。事前選考会で上位になった8チームが登壇します。企業の本質的な問題を見つけ、課題解決策をプレゼンし、企業と学生が「ジブンゴト」として本音で議論します。このプロセスを経て、12月の「ビジネスプランコンテスト」での最終提案に繋げていきます。
ベンチャー起業論を担当する岡祐輔准教授(経済学部)は、「学生が半年間企業にインターンし、分析した特定の問題を企業に提起します。この活動を通して得た学生の分析力や行動力、現場での活動で注ぎ込んだ努力と情熱が伝わり、未来のビジネスリーダーの可能性を感じていただけると思います。本学や他大学の学生、社会人のご来場を心よりお待ちしています」と話します。
また、「ベンチャー起業論」学生代表を務める八代青海さん(3年次生)は、「この『企業対決2024』の魅力は、学生が企業の問題を〈ジブンゴト〉として捉え、取り組み・活動している姿です。無知な学生だからこそ感じる企業の違和感が問題点の着眼となることもあります。今、学生がどんなことを考え活動をしているのか、是非見に来てください」とコメントします。
<昨年9月の発表会の様子>


どなたでも来場いただけますので、ぜひお越しください。
- 日時:9月7日(土) 13:00~18:00(開場12:30)
- 場所:8号館3階831教室 ※キャンパスマップはこちら
- 入場料:無料
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