3月11日(月)、東京都内のホールで『UNIVAS AWARDS 2023-24』表彰式が開催され、受賞者をはじめ関係団体から約140人が出席し、全13部門の最優秀賞、優秀賞の発表と共に表彰状、副賞が授与され、栄誉が称えられました。
『UNIVAS AWARDS』は競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に成果を挙げ、理念の体現に貢献した学生アスリートやサポートする学生、OB・OG、指導者、団体を選出し、大学スポーツ全体の活性化に繋げることを目的としています。
本学は、13部門の中で、MS&AD賞「安全確保に関する優秀取組」(運動部活動における安全対策に関する先進的取組みを表彰)、KDDI賞「大会・プロモーションに関する優秀取組」(大会・競技の普及や活性化、集客・応援促進のための大会プロモーションに関する取組みを表彰)の2部門で優秀賞を受賞。表彰式には、永星浩一副学長、重森裕教授(スポーツ科学部)が出席し、それぞれに表彰状が贈られました。また、個人部門では、森山静穂さん(2024年スポーツ科学部卒業)がウーマン・オブ・ザ・イヤー(文武両道を実践し、他の模範となる運動部女子学生を表彰)入賞を果たしました。
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MS&AD賞「安全確保に関する優秀取組」(運動部活動における安全対策に関する先進的取組みを表彰)
優秀賞 : 福岡大学 スポーツ科学部を中心とした大学アスリート 大学1年生を対象とした栄養検査及び骨密度検査
青年期のトップアスリートは積極的に受診しないとされ、潜在性の様々な健康問題が存在すると考えられる。福岡大学スポーツ科学部では、1年生を対象に講義の一環として受講生の非観血的貧血検査や骨密度検査、身体成分組成検査に加え、栄養状態やスポーツ傷害のアンケートを実施している。この試みは、潜在性の多くの健康問題を明らかにするだけでなく、大学1年生からアスリート自身の健康問題を自覚させる取り組みとなっている。
優秀賞を受賞した重森裕教授は、「素晴らしい賞を頂き感謝します。スポーツ科学部スポーツ医学研究室が中心となって進めているアスリートの自己管理を支援する取り組みです。今後は日常の生活習慣からアスリート自身が自己管理できるようになってほしいです」と述べました。
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KDDI賞「大会・プロモーションに関する優秀取組」(大会・競技の普及や活性化、集客・応援促進のための大会プロモーションに関する優秀取組みを表彰)
優秀賞 : 福岡大学 学生課・広報課 九州六大学野球リーグ応援合戦「福西戦」
優秀賞を受賞した永星副学長は、「このたびは優秀賞という素晴らしい賞を頂き、とても感謝しています。コロナ禍で、それまで毎年実施していた応援合戦が中止となっていましたが、昨年コロナが明け、失われかけていた帰属意識と応援文化を呼び戻そうと、学生、留学生、卒業生、教職員が一緒に取り組んだ結果、試合は多いに盛り上がりました。そのうえ、今回の受賞にも繋がり、非常に嬉しく思っています。特に、スポーツを支える人、見る人の視点でも発信できたことが、福西戦に広く関心を持たれたと感じています。これからもライバル校の西南学院大学との”特別な一戦”として位置付け、盛り上げていきます。今後もUNIVASの方々、関係者の方々のご指導、ご支援を頂きながら、新たな広報手段で発信し、大学スポーツの発展、地域の活性化に貢献していきたいです」と述べました。
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ウーマン・オブ・ザ・イヤー(文武両道を実践し、他の模範となる運動部女子学生を表彰)
入賞:森山 静穂(スポーツ科学部4年次生/陸上競技部)
※敬称略