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2024322
教育
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医療

薬学部4年次生の吉田奈央さんが「第29回日本災害医学会総会・学術集会」でパネルディスカッションに登壇しました

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2月22日(木)〜24日(土)の3日間にわたり、京都市のみやこめっせ(京都市勧業館)において、第29回日本災害医学会総会・学術集会が開催されました。日本災害医学会は、1995年日本集団災害医療研究会として発足し、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件などの災害発生を通して浮き彫りにされた問題点を解決すべく、医療関係者だけでなく消防、防災行政、多領域の研究者など災害医学・災害医療に携わる組織などが参加する学会です。2000年から日本集団災害医学会、2018年からは現在の日本災害医学会と名称変更し、現在5,000人以上の会員を有するまでに発展しています。

本学術集会当日、福岡大学薬学部4年次生の吉田奈央さんの研究成果が公募パネルディスカッション「叡智の結集:災害薬事」に採択されました。吉田さんは、災害時の情報共有アプリケーションの開発に取り組み、これまで福岡、佐賀、兵庫、沖縄で行われた災害薬事コーディネーター研修での実証研究のデータを示しながら、その有用性と今後の課題について講演を行いました。

パネルディスカッションでは、これまでの試作品をもとに開発中である情報共有システム(Disaster- Chronology Sharing System: D-CSS)を紹介し、学会参加者と社会実装に向けた意見交換を行いました。

本アプリケーションは、自治体や団体向けに次年度中の実装を予定しています。

講演する吉田奈央さん