FUKUDAism(フクダイズム)

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2024112
教育

薬学に特化した課題解決型学習プログラム「ふくやくプロジェクト2023」中間報告会を開催しました

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福岡大学薬学部では、2023年度から薬学領域に特化した課題解決型学習プログラム「ふくやくプロジェクト」を実施しています。本プロジェクトは、学生自ら課題を探索し、解決策を提案するスタイルの取り組みで、薬学部生のキャリアを形成していくために必要な意欲・態度・能力を育てることを目的としています。

今年度は、福岡市内の薬局やドラッグストアの協力のもと「薬局が社会や地域に貢献する方法」のテーマで、薬学部の1・2年次生36人が、7つの班に分かれて興味のある課題に対して企業や他大学などに話を伺いました。

今般、その経過について中間報告会を開催しました。本報告会には、約40人の薬局、ドラッグストアおよび大学関係者が参加し、学生から出された提案に対して専門家からの貴重な意見を頂きました。

参加者から最も評価を得たのは、残薬(薬局等からもらった薬を飲み忘れ等により残ってしまった薬)が医療費の増加に影響していることに着目して、その残薬問題の啓発活動として「残薬」に「アート」をかけ合わせた、「残薬アート」を提案した班でした。

参加者からは、「『残薬でアート』という発想はなく、大変驚かされました。かつてない、自由な発想で患者さんにアプローチする必要があるということ、そしてそれができる!やりたい!と感じることができました」とのコメントが寄せられました。3月8日(金)に開催予定の最終報告会に向けて、各班がさらに良い提案ができるよう一層励む機会になりました。

「残薬アート」について発表

学生の提案に対して専門家からコメント

薬剤関係者と学生の交流

学生の新しい発想に薬剤関係者も興味津々