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20231221
教育
産学官連携

【理学部物理科学科】外部講師を招いて特別講義「注目されている"半導体"を知ろう・学ぼう」を開催しました

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“半導体”はスマートフォン、エアコンなどの身の回りにあるあらゆる製品に組み込まれ、日常生活に欠かすことができない存在で、その用途や応用はますます拡大し重要性は高まるばかりです。

現在、ニュースなどで報じられているとおり、“半導体”の国内生産拠点を整備・拡充するため、国を挙げた半導体関連産業への支援と国内外からの大規模な投資が進んでいます。特に、九州は国内半導体産業の一大集積地であり、「シリコンアイランド」(シリコンは主たる半導体材料の一つ)と呼ばれるほど、日本を代表する半導体関連の企業が集積しています。

近年、半導体産業の急速な拡大とともに、半導体に関わる人材育成が急務となり、大学や高等専門学校において半導体関連教育のプログラムの整備・充実が進められています。

それらの状況を受け、12月15日(金)、福岡大学に一般社団法人九州半導体・デジタルイノベーション協議会(SIIQ)の神田誠氏をお招きし、“半導体”の今を知る特別講義を開催しました。

本講義には、半導体に興味・関心を持つ学生16人(理学部物理科学科と化学科ナノサイエンス・インスティテュートの学生)と物理科学科の教員4人が参加しました。講義では、①デジタル社会の基盤技術・半導体の実用例、②九州の半導体産業、③半導体の将来性、④大学で学んでおくべきこと(人材像)などが話されました。

講義後の学生アンケートでは、講義全般について16人中14人が「大変満足」、2人が「満足」できたと回答しました。また、自由記述では、「想像していた以上に半導体が広く利用されていること、九州に多くの半導体企業があることなどを知ることができ、今後もさらに学んでいきたい」などの声がありました。

未来社会を創造し、より良い社会を築いていくための基盤として半導体を活用するためには、理系だけでなく、文系の人材も重要になっていきます。本学では今後、より多くの学生に半導体産業の拡がりと重要性を知る機会や、文系理系の学生が一緒に学ぶ場を準備していきます。