11月28日(火)、全学年・全学部を対象に福岡県薬物乱用対策推進本部主催の「薬物乱用防止講演会」を開催しました。
「夜回り先生」として知られる水谷修氏を講師に招き、「さらば、哀しみのドラッグー夜回り先生、いのちの授業ー」と題してご講演いただきました。本学学生、教職員に加え学外からも参加があり、約750人が参加しました。
本講演会は、福岡県薬物乱用防止対策の取組の一環として、大学生を対象に大麻等薬物乱用問題に関する正しい知識を普及啓発することを目的とし、毎年開催しているものです。
講演前に田中守副学長からは、「全国的に大麻事件が多発する中で、本学学生の逮捕事案も発生しており、事態を重く受け止めている。学生の皆さんだけではなく、教職員にも注意喚起をお願いしたい。本講演会を通して、多くのことを学び、正しい知識を持って判断ができることを願っている」と挨拶がありました。
講演では、水谷氏の「夜回り」と呼ばれる深夜の繁華街パトロールや薬物が原因で亡くなった若者たちの実話など、薬物乱用や夜の世界の恐ろしさについてお話いただきました。また、学生たちに向けて、「薬物は簡単にはやめられないものだ。昼の世界で明日を夢見て生きてほしい、そして命を繋いでほしい」と強く語ってくださいました。
参加した学生たちは、薬物を身近な問題として捉え、水谷氏の講演に真剣に耳を傾けていました。
田中守副学長
「夜回り先生」水谷氏
参加者に薬物乱用防止に関するパンフレット等を配付
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関連リンク
福岡県薬物乱用防止啓発サイト
