11月16日(木)、令和5年秋の叙勲で「瑞宝中綬章」を受章された岩崎宏名誉教授が福岡大学の朔啓二郎学長を表敬訪問し、11月13日(月)にホテル椿山荘東京で行われた伝達式および皇居における拝謁の様子等について懇談されました。
「瑞宝中綬章」の受章は、岩崎名誉教授が長年にわたり高等教育と私学経営の両面に携わり、福岡大学の充実発展に貢献するとともに、本学を通じて教育界・地域社会の発展および医学・病理学研究の進歩に寄与した功績によるものです。
医学部時代には先輩として大変お世話になったと話す朔学長。モーニング着用で学長室に来られた岩崎名誉教授の姿を見ると、学長自身もすぐにモーニングに着替えて出迎える一幕がありました。
岩崎名誉教授は、長年取り組んできた業績を認めていただいてありがたいと話され、学長も最高の業績でしたと労いました。
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岩崎 宏 名誉教授
専門は医学(人体病理学)。九州大学講師を経て、昭和53年福岡大学助教授、平成元年教授に就任。医学部長、学校法人福岡大学理事・評議員を歴任されました。また、福岡大学医学部病理学教室において、腫瘍病理学の研究を広範に行い、その成果によって日本病理学会から「日本病理学賞」を授与されました。