医学科の4学年生は、臨床実習に必要な医学的知識を総合的に理解しているか評価する試験での合格が必要になります。この試験は、コンピューターを用いての試験となり、CBT(Computer Based Testing)試験と言われています。
7月27日(木)、医学科4学年生が受ける、来るべき11月のCBT試験に向けて、福岡大学医学部同窓会烏帽子会主催による激励会が行われました。
当日は、朝からCBT試験に関する特別講義が夕方まで行われていました。学生たちは定期試験等で疲れが溜まっているにもかかわらず、真剣な眼差しでした。


特別講義後の激励会では、冒頭に烏帽子会の小玉正太会長(医学部長)から激励の挨拶がありました。その後、CBT試験を昨年度合格した現5学年生からエールが送られました。
- CBT試験の勉強を頑張っていると、5学年での病棟実習が楽しくなる。
- 曖昧な知識や上辺だけの知識だと、病棟実習で患者さんに接した時に分からないことが出てくる。きちんと病態を理解して患者さんに向き合ってほしい。
- 辛くても諦めずに頑張れば、幸せな結果が待っている。来年、病棟で実習生として一緒にできることを楽しみにしている。
また、医学部の担任の先生からもエールが送られました。
- 現4学年生は、団結力がある。仲間と共に頑張ってほしい。
- 医師になってもずっと勉強が続くので、CBT試験にきっちり合格すると、その後に良い刺激となる。健闘を祈ります。
- 医学部に入った時のことを思い出してほしい。一つのゴールはドクターになることだと思う。しかし、その後に40年の医師人生が待っている。試験は学生生活の楽しさを削がれることではなく、早く医師に近づけるのだと前向きに捉えてほしい。いつ目の色を変えられるかが、先の医師人生にかかわってくる。
- 大変だろうけど、諦めずに頑張って。臨床の場で会えることを楽しみにしています。
最後に、4学年生の代表から、「今日は先生方、先輩方から貴重なお話をしていただいてありがとうございました。一致団結してCBT試験に合格したいと思います」と挨拶がありました。
帰りには烏帽子会から激励のお弁当がプレゼントされ、学生たちは試験勉強の活力としました。学生の皆さんの健闘を祈ります。
【関連リンク】
医学部ウェブサイト
烏帽子会ウェブサイト