現在、膨大なデータを収集して傾向を分析し、社会やビジネスの課題解決につなげることを目指すデータサイエンスやAI（Artificial Intelligence：人工知能）の利活用が盛んになっています。これから社会はますますデジタル化が進むと言われています。デジタル社会の「読み・書き・そろばん」であるデータサイエンスやAIの知識・技術を学び、日常の生活や仕事等で使いこなすことができる素養を身に付けておくことが求められています。
福岡大学では、そのような社会変化に鑑み、共通教育科目「データサイエンス・AI入門」を2022年度に開講しました。これは、文部科学省が推進する認定制度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム（リテラシーレベル）」に適合する内容となっています。
2023年度は、新1年次生約1,000人が科目登録を行いました。4月11日（火）・17日（月）には「スタートアップ授業」としてガイダンス等を行い、データサイエンスを学ぶ意義等について学びました。
本科目は、e-Learningを活用してオンデマンド型で学ぶことができるため、各自のスケジュールに合わせて受講することができます。また、所定の期間中は講義動画を何度も視聴することができるため、自らの理解の程度に沿って学習を進めることが可能となっています。さらに、教室で対面による質問を行うことができる他、オンラインで複数の受講者が同時に質問を行える機会（質問会）も準備され、自らが気付かなかった疑問について知る機会を得られる等、学びを深める体制が充実しています。
本学では、時代の趨勢に沿ったさまざまな科目が開講されており、学生は興味関心に応じて学びを進めていくことができます。
