福岡大学医学部看護学科では、「文部科学省ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」の一環で、VR教材を用いた教育を行っています。
2022年には、「医療研究開発革新基盤創成事業(国立研究開発法人日本医療研究開発機構・株式会社ジョリーグッド)への実証施設参画」により、VR看護コンテンツ制作プロジェクトが発足し、コンテンツ制作を進めています。
今般、株式会社ジョリーグッドと本学が共同開発した「看護基礎教育VR」のコンテンツが完成しました。このコンテンツを使うことにより、入院患者さんの療養環境についてアセスメントし、必要な援助につなげられる教育を行います。1作目のコンテンツでは、人工膝関節置換術で手術を受ける患者さんの「入院時」「術後2日目」「術後5日目」のそれぞれの回復過程にあわせた療養環境を整える視点を、看護師目線から学習できるものとなっています。「看護基礎教育VR」のコンテンツはこちらからご覧いただけます(要会員登録)。
今後も引き続きコンテンツ制作やVRによる臨場感や没入感の体験を通して、これまでにない学びを提供していきます。
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関連リンク
医学部看護学科ウェブサイト
医療向けVR「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」ウェブサイト
VRを使った授業を受ける看護学科の学生