1月19日（木）、福岡大学医学部で筑紫女学園高校1年生の生徒さんを招き、医進探究発表会を開催しました。

本発表会は、医学部進学に関心を持つ生徒さんを対象に、本学医学部で年1回開催しているものです。医学に関するテーマについて生徒さんが調査・分析し、その探究結果を本学医学部の教職員の前で発表してもらいます。高校内での代表発表者選抜を経て、今回、4人の生徒さんが発表しました。

当日は、代表発表を行わない生徒さんを含めた約40人が、医学部の講義が行われている臨床大講堂に集まり、教授陣や医学科生にスライドを使って発表しました。

【発表されたタイトル】

• 精度100%の壁（精度100%の検査は可能か）
• なくすことのできる感染症はあるか
• アルコールに弱い人は手指消毒の影響を受けるか
• 不安障害によるストレスはVRで軽減できるか

一人一人の発表に専門の教授陣がコメントし、生徒さんはさらなる探究への視点を得られたようでした。また、発表を聞いていた教授陣は、身近な生活をきっかけに医学に関心を持ち、それを解明しようとする姿に改めて医学の面白さを再認識したと話しました。

いずれも素晴らしい発表で、一人一人の発表が終わるたびに、会場には大きな拍手が起こりました。

発表後には、医学科生から感想と応援メッセージが送られた他、筑紫女学園高校出身の教員や医学科生からも熱いエールが送られました。

さまざまな資料を通して調べた結果等に対して、実際の医学や医療現場の話を直接聞けたことで、医学への興味・関心がさらに増し、自らの将来像をより明確にできた様子でした。