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20211220
教育

「ものづくりセンター」で体感する、未来のものづくり

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福岡大学には、学部学科や学年を越えて学生が交流し、自由な発想でものづくりを楽しめる施設「ものづくりセンター」があります。

本センターでは、特別な知識や技能を持たない学生でも簡単に物が作れる環境を整備していますが、より高度なものづくりをしたい学生のために各種工作機械や設計支援システムの導入も進めています。同時に、幅広い学部学科の学生がものづくりを通して得た学びを自身の専門に生かせる場を提供しています。

昨今、ものづくりの現場においてもデジタル化が大きく進んでおり、デジタル技術を活用することで製品をより簡単で効率的に企画・設計・製造できるようになりました。こうした背景から、ものづくりセンターでは自動車・航空機メーカーなどで多くの導入実績がある統合システム(ソフトウェア)である「3DEXPERIENCE」およびVRゴーグルによるものづくり支援システムを新たに導入しました。これらは本学の学生であれば誰もが自由に利用できます。

VRを体験

講演を熱心に聞く学生たち

12月8日(水)、「3DEXPERIENCE」の開発元であるダッソー・システムズにおいて国内外のものづくりの現場を支えてきたフィリップ・コカトリックス氏を本学に招き、最先端のものづくりについてご講演いただきました。

講演会には文系理系を問わず多くの学生が参加し、大学では触れることの少ない企業でのものづくりについて学びました。また、同時開催したVRゴーグルの体験会では、「3DEXPERIENCE」で設計した航空機の三次元モデルをVR(仮想現実空間)の世界で操作・観察しました。学生はものづくりの現場において予想以上にデジタル化が進んでいることに驚くと同時に、国内で働く場合でも英語でのコミュニケーションが重要となることを再認識するなど、多くの刺激を受けました。

さらに、12月14日(火)にはものづくりセンターの主催により、ドローンに関する事業を展開する企業の経営者を招き、ベンチャー起業のための講演会を開催しました。起業の失敗パターンから学ぶ、成功する起業への近道についてのお話に、参加した学生は興味津々でした。

学生たちに起業する際の注意点を説明

起業の失敗パターンを学ぶ学生

ものづくりセンターでは、「未来のものづくり」も意識してさまざまなイベントや取り組みを行っています。ものづくりセンターに足を運ぶと、ものづくりの魅力に出合えるチャンスが大いに広がります。

<関連リンク>
ものづくりセンターウェブサイト