福岡大学には「有朋会館」という建物があり、主に学生が使用することができる学生ラウンジがあります。しかしながら、そのスペースを利用している学生が少ない状況が続いていたため、どの程度「有朋会館」が認知されているかのアンケート調査を実施したところ、753人中517人が”あまり利用しない”と回答しました。
そこで、工学部建築学科の学生と工学部建築学科の宮崎慎也准教授・四ケ所高志助教が中心となり、「今後の有朋会館の学生ラウンジをイベント以外で活用してもらうにはどう改修していくべきか」をテーマにワークショップを行いました。
ワークショップでは、「カフェブース案」「グループ学習ブース案」「BYODデスク案」の3つの案について検討が行われ、それぞれの案の実現に向け、メリットや課題などの意見交換が行われました。
<ワークショップでの意見>
・天井の高い空間であったり、観葉植物を置いた空間のほうが居心地がよくなる
・図書館よりもカジュアルな空間が良い
・ホワイトボードやディスプレイ常設のグループ学習スペースが欲しい
・スポーツ観戦、音楽・映画鑑賞ができたら楽しい
今回行われたワークショップの検討結果を参考に、今後ラウンジの改修を具体的に考えていくことになります。
