福岡大学放送研究部の北島羽矢さん(法学部2年次生)が12月6日(土)に京都アスニー(京都市)で開催された「第42回NHK全国大学放送コンテスト」のアナウンス部門において、2年連続で奨励賞を受賞しました。
本大会は毎年12月に開催され、全国の大学・短期大学の学生が参加します。アナウンス部門は自作原稿と本選当日に発表される課題原稿を規定時間内に読み上げ、NHK京都放送局やその他放送関係者等が審査を行います。
北島さんは、昨年度も本大会で奨励賞を受賞しており、安定した表現力・技術力・精神力を評価され、この度2年連続の受賞を果たしました。北島さんに、話を聞きました。
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自作原稿について
今回は、2025年4月に発足した本学の手話サークル「hanate」を題材に原稿を作成しました。アルバイト先で聴覚障がいのある方と出会ったことをきっかけに手話に関心を持ち、学内で偶然目にした「hanate」のポスターが取材の出発点になりました。
設立者の思いやサークルが立ち上がるまでの過程、活動内容などを取材して原稿に組み込み構成しました。
演技の制限時間内で情報をどの程度伝えるか悩みつつも、「サークルの雰囲気が伝わってきた」「福岡大学にこうした活動があると知り、興味を持った」という声が寄せられ、本学の取り組みを知っていただく機会になったことを嬉しく思います。 -
昨年の受賞を経て、大会まで努力したこと
昨年の大会では、「マイクの位置」「聞き手への目線」についてアドバイスをいただきました。この2つは特に意識をして、改善に取り組みました。また、緊張していた昨年とは違い、今年は原稿に向き合い、事前練習を納得できるまで行ったことで、落ち着いて発表に臨むことができました。その結果が、2年連続の奨励賞受賞に繋がったと思います。 -
今後の抱負
ステージで原稿を読めるのは本番の一度きりですが、その一瞬に毎回新しい発見があり、貴重な経験となりました。
また、今回の取材を通して得た出会いや、他大学の作品から受けた刺激は大きな財産になりました。今後も表現の幅を広げ、放送活動へ生かしていきたいと思います。
読み原稿を確認する北島さん
奨励賞を受賞(写真右:北島さん)
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