「第41回NHK全国大学放送コンテスト」が12月7日(土)に京都アスニー(京都市)で開催され、アナウンス部門に福岡大学放送研究部の北島羽矢さん(法学部1年次生)が出場し、奨励賞を受賞しました。この大会は毎年12月に全国の大学・短期大学の学生を対象に行う大会で、自作原稿と本選当日に発表される課題原稿を規定時間内に読み上げ、NHK京都放送局やその他放送関係者等が審査を行います。
入賞した北島さんに話を聞きました。
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自作原稿について
「爬虫類の魅力を伝えたい」というテーマで原稿を作成しました。これは爬虫類好きの友人が熱心に話していたのを聞いて「これを題材にして原稿にしたら面白いのでは」と思いテーマに選びました。審査員の講評で「目の付け所が素晴らしい」と褒めていただきました。また、私は高校生のときに「NHK杯全国高校放送コンテスト」に出場し、ラジオドキュメント部門で優勝したことがあり、そのことを審査員の方が覚えてくださっていて「あなたの作った番組は好きでした」と声をかけていただき嬉しかったです。 -
大変だったこと
課題原稿は当日渡されてすぐに対応が必要でしたが、難しい読み方もあり苦労しました。自作原稿はどうしたらわかりやすく印象に残る原稿になるかと考えました。読みは録音した音声を聞いて分析し、繰り返し練習しました。 -
大会で印象に残ったこと
出場者がイントネーションの確認やわからない箇所を教え合い、お互いにアドバイスしながら支え合っている様子が印象的でした。放送を楽しむ者同士が決勝戦の発表の場に望んでいると感じ、感慨深いものがありました。私の順番が最後で練習をしていたら「笑って、笑顔だよ」と出場者の方が声をかけてくれて、人の温かさに触れ、そこで一気に緊張がほぐれました。実りのある大会で、あらためて放送の楽しさに気づきました。 -
今後の抱負
大学では広い専門知識を持った多様な人が集まるので、その分刺激を受け、解釈が広がります。経験を積んで読みの幅をもっと広げたいと思います。次回も出場しようと思い、大会で知り合った方に「来年も会いましょう」と声をかけました。技術も高めて、次回もアナウンス部門に挑戦したいと思います。また今回の自分の結果で、来年の新入部員の入部に繋がればと思います。
繰り返しアナウンスの練習
北島さんの受賞を祝う部員の皆さん
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