福岡大学の久良木瑚恋さん(きゅうらぎこれん・商学部貿易学科3年次生)は、事故に居合わせた会社員やご父母と連携して水路に転落した車から女性を救出したとして、5月27日(月)に三瀦消防署(久留米市)から感謝状が贈られました。
4月3日(水)朝8時ごろ、久良木さんの自宅付近の水路に10代女性が運転する車が転落し、横転。事故を目撃した後続車の会社員の方が事故車から女性を車上に引き出しました。事故の大きな音を聞いた久良木さんのお父さまが現場に駆け付け、救急へ通報。自宅にあった道板を水路の事故車に橋渡しし女性を救出後、久良木さんとお母さまが女性のけがの手当をするなど、声をかけ、励ましながら救急車の到着を待ちました。
4人の連携による救出のおかげで女性は軽傷で済み、回復しているそうです。
久良木さんは、「私と歳が近い方だったのでとても心配でしたが、無事だったみたいでほっとしました。事故が起こらないことを願いますが、また目の前に困っている人がいたらすぐに助けたいです」と話しました。
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関連リンク
・朝日新聞デジタル:水路に車転落、閉じ込められた女性引き上げ→介抱 4人連携で命救う
・西日本新聞:福岡・大木町でクリークに沈む車から19歳救出 「考える前に行動した」4人に感謝状