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2024117
キャンパスライフ
教育
大濠・若葉

図書館で学ぼう講座「百人一首の世界」を開催しました

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12月26日(火)、福岡大学中央図書館多目的ホールで、図書館で学ぼう講座「百人一首の世界」を開催しました。本学の学生をはじめ、附属高校の大濠高校と若葉高校の生徒ら25人が参加し百人一首の魅力に触れました。

佐藤伸図書館長より開催挨拶

グループに分かれて受講

講義では、人文学部日本語日本文学科の須藤圭准教授が、本学図書館に所蔵されている貴重書を含む関連書を取り上げながら百人一首の歴史について説明しました。また、会場内で「百人一首歌かるた」*と「貝覆い」の実物を回覧し、参加者は日本文化を直に感じることができました。

*百人一首歌かるた
室町時代にポルトガルから伝来した「Carta(カルタ)」と、関連する絵が描かれた貝の表と裏を見つけ出す「貝覆い」という平安時代後期からの遊びが融合してできたもの。

和本づくりのワークショップでは、須藤准教授の指導のもと、参加者が糸と針を使って袋綴しました。糸で繋ぎ合わせることが難しかったようですが、参加者同士が協力し合い和本を完成させることができました。

「貝覆い」に触れて絵柄を確認

須藤准教授が袋綴じをサポート

貴重書を閲覧

参加者全員で集合写真

参加者からは「和歌や平安時代の文化が好きだったので百人一首を通してその背景に触れられて良かった」「ワークショップでは昔の本の綴じ方を体験できとても楽しかった」といった感想が寄せられました。

講座終了後、見学希望者に図書館内を案内