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2023121
キャンパスライフ

理学部物理教育研究室が「ひびきの祭」で実験ショーを行いました

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11月12日(日)、北九州学術研究都市で開催された「ひびきの祭」にて、福岡大学の理学部物理教育研究室(林研)を中心としたグループが、「ドキドキ♥わくわく♪発見!身近な科学」と題した科学実験ショーを行いました。

その様子を、理学部物理教育研究室に所属する池上咲妃(理学部物理科学科4年次生)がレポートします!


実験ショーの準備は、出演が決定した今年の夏から始まりました。まずは参加者にとって身近で興味深い内容を考え、「光・熱」を中心とした実験を中心に行うことに決定しました。

学生がそれぞれ、普段から疑問に思っていることや実験してみたいこと、参加者が興味を持ちそうなことについて研究室内で意見を出し合い、当日行う実験を決定しました。実際に行うと成功率が低かったり、ステージ上で行うには困難であったりと、実験の決定までにはさまざまな問題が発生しましたが、そのたびに改善策を考え、5つの実験を行うことになりました。

約2カ月をかけ、本番に向けた準備を行いました。今回は、参加者に手元で実験を行ってもらう方法を採用し、ステージ上で使う道具や参加予定人数分以上の実験キットを製作しました。

実験キット

ステージ上で使用する道具の一部

当日は、会場の手伝いに多くの学生が駆けつけてくれました。本番前、舞台裏には緊張している出演学生の姿が・・・!しかし、幕が上がると、堂々とステージに立ち、今までの準備や練習、リハーサルの成果を十分に発揮することができました。

ステージ上にて

実験1 偏光板の実験

実験2 虹ビーズの実験

実験3 光の3原色の実験

実験4 赤外線・紫外線の実験

実験5 熱の実験

参加者も一緒に実験を行ったり、クイズに参加したりと、とても楽しんでいる様子でした。特に、「できた!」と元気に手を挙げてくれる児童たちの姿が印象的でした。保護者の方からは、「帰宅後に頂いた材料で楽しそうに遊んでいた」「体験したことを参加できなかった家族に色々と説明していた」「次の機会がとても楽しみ、子どもたちが楽しんでいて感謝している」等の感想を頂くことができました。

参加者も手元で実験

今回の実験ショーは、「見せること」「伝えること」の難しさを学ぶ機会となりました。学生たちは、学科や学年の垣根を越えたチームで、無事完走できたことにホッとしている様子でした。

理学部では、児童や受験生などに向けた科学イベントを今後も多く行う予定です。学生の皆さんのお手伝いも大歓迎です。興味のあるものを探して、ぜひ参加してみてくださいね!