福岡大学では、「観光・街づくり」と「防災」の2つをテーマとして隔年で夏期セミナーを実施しています。
今年度は「観光・街づくり」をテーマとし、観光客数や人口の減少などさまざまな課題を抱える地域の振興や課題解決に寄与することを目的としています。地域の文化や歴史、観光資源を学ぶことにより、地域の魅力を再発見する機会を提供し、観光振興に貢献します。参加学生は、6月から事前研修を重ねた後、8・9月に九州各県の観光地を視察し、各市町村が抱える課題を理解した上で、その解決策を本セミナーの成果物として12月に発表します。
6月8日(木)に1回目の事前研修を実施し、新型コロナウイルスがもたらした観光の変化や観光産業をとりまく現状について学びました。今年度は17人の学生が本セミナーに申し込み、最初は緊張した面持ちで初回の研修に参加していましたが、自己紹介やアイスブレイクを通して交流を深めました。また、グループワークでは、新型コロナウイルスが原因で起きた身の回りの変化について共有しました。
今後も事前研修と現地視察を通して、学生の視点から新たな魅力を提案できる観光プロモーションを考えていきます。