コロナ禍の2020年春に福岡大学に進学した門村祥吾さん(商学部商学科2年次生)。授業のほとんどがオンラインとなる中、一人でも楽しめる趣味としてサウナにハマります。
「サウナの魅力や自らの感動体験を、一人でも多くの学生に届けたい」とサークルを立ち上げ、ホテルとタッグを組んでオリジナルドリンクを開発するなど、意欲的に活動を続けています。
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福岡大学に進学したきっかけ
「俯瞰力」を身に付けたくて大学進学を決めました。高校までは知識を増やし、思考力を養う程度でした。しかし、将来は物事をバイアスをかけない広い視点で捉えることが大切になると思い、大学4年間でぜひその力を養いたいと思いました。福岡大学には、文系・理系9学部が揃い、全国各地から約2万人が集います。その環境こそ、私の求める「俯瞰力」を養うのに最適だと思いました。 -
サウナサークルを立ち上げたきっかけ
私は、コロナ禍の2020年4月に福大に入学しました。1年次の授業はそのほとんどがオンラインとなり、あまり友達ができず、「1人でも楽しめる何かを」と思い通い始めたのがサウナです。
その後、初めてサウナに行ったときの感動を他の学友にも味わってもらいたい、そして、サウナを通じて友達づくりのきっかけにしてほしいとの思いで、サークルを立ち上げました。
現在は部員19人(すべて男子)で週1回のペースで活動しています。 -
サークル立ち上げにあたっての苦労
サークル運営のノウハウがなく、コロナ禍で気軽に話せる先輩もできなかったため、うまく活動していくことに苦労しました。また、サークルの活動は、一般のお客さまも利用する場所での活動であるため、周囲に最大限配慮すること、そしてコロナ禍での活動を意識すること(黙浴・分散入浴)を徹底しています。 -
カンデオホテルズとの連携
2021年11月に、天神にあるカンデオホテルズ福岡天神とタイアップし、サウナ後に飲むご当地オリジナルドリンクを作りました。カンデオホテルズがビジタープランを開始するにあたり、福岡のサウナ愛好家を調べていたときに、偶然私たちを見つけてくださったようです。
ドリンク作りにあたっては、試飲会やネーミング考案などを重ね、私たちの思いが詰まったドリンクを作ることができました。
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「サウナサークル」今後の目標
① サークルを永続させるための土台づくり
② 大学公認を目指す(現在は非公認)
③ メンバー全員がサウナを楽しめるような環境づくり -
門村さんの目標
まだ具体的な目標は見つかっていませんが、サークルでの活動はもちろん、学部での学びなどを通して、「俯瞰力」を身に付けたいです。
直近では、キャリアセンター主催の「福岡市×福岡大学 課題解決型プログラム」に参加しました。コロナ禍であまりできなかった「議論」を本プログラムを通じて行うことができ、課題も収穫も得ることができました。
今後も、成功も失敗もたくさん経験し、将来に役立つ力を養いたいと考えています。 -
関連リンク
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カンデオホテルズ福岡天神ウェブサイト